ABOUT
イベントについて
We Feed The Planet Japan 2020
- 地球を想う、おいしい選択会議 -
「食」というのはいつの時代も、どんな人であっても関わりを持っている分野です。
You are what you eat. 食べ物はその人そのものをあらわします。
同時に、「食」は多くの問題の原因ともなっています。
食の大量生産ラインは、地球の生態系を崩し、多様性を奪い、
多くの環境問題を引き起こしています。
少数の企業による市場の独占、森林伐採による農地の減少、温室効果ガスの増加、
そして百億人もの栄養失調者がいながらも、
二百億人もの人間が食べ過ぎによる健康問題を抱えているなど、
地球が抱える矛盾は数を挙げればきりがありません。
言葉を変えれば、このフードシステムを改善することは、
貧困、飢餓、汚染、紛争を解決することに通じます。
1980年代以降に生まれた私達の世代は、「フードシステム」というものが
当たり前のように存在しているという意識があるかもしれません。
しかし、自分たちの望むシステムは、自分たちの手で創り、変えていくということに
目を向けていかなければなりません。
「地球」という名の船に乗る船員として、存在している問題に目を向け、
どんな解決策が考えられるのか、
どうやってこの食のシステムを少しでも良いものにしていけるか、
私達の世代が本格的に舵をとる前に、考え、行動する必要があります。
We Feed The Planet Japan 2020。
食べるところから、ACTIONが起こせる機会をつくります。
「おいしかった」で終わらない、「おいしい」を入口に気づくこと、動けることがある。
地球のために、「おいしい」を入口に、わたしたちにできることを考え、選択する2日間へ。
EVENT
開催概要
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日程:2020年11月21日(土)・22日(日)10:00~18:00
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場所:デザイン・クリエイティブセンター神戸 KIITO(ホール)
*兵庫県神戸市中央区小野浜町1-4 アクセスはこちら
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参加費:入場無料(プログラムにより一部予約制・有料)
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プログラム内容:
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TALK & EAT セッション
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生産者や料理人の出店マーケット
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TASTE ワークショップ
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生態系展示エリア
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イベント案内役
ガイド役となって、イベント全体の進行役を務めていただきます。
生江 史伸
フランス料理「L'Effervescence」
エグゼクティブシェフ
小野寺 愛
一般社団法人「そっか」共同代表
TOKYO FM「サステナ・デイズ」パーソナリティ
スローフード三浦半島
・新型コロナウイルス感染拡大対策について
当日ご来場いただく皆様に ・受付での検温 ・氏名/緊急連絡先の記入 のご協力をお願いいたします。
ご自身の体調を管理いただきマスクをご着用のうえ、ご来場いただきますようお願いいたします。
※個人情報はイベント会場内で感染者(クラスター)が発覚した際の緊急連絡のみに使用させていただきます。
・Myバッグ、Myカップ、My食器 ご持参のお願い
会場では地球環境に配慮した食器を用いてお食事を提供しております。
ご来場の皆様にも出来る限り、Myバッグ、Myカップ、My食器のご持参にご協力をいただければ幸いです。
・お子様とご一緒でのご参加を歓迎いたします!
地球想いな食の選択を考える、アカデミックなシンポジウムですが、お子様にも楽しんでいただけるワークショップやイベントも多数あります。また、お子様が遊べるスペースもご用意しております。ぜひご家族で遊びにいらしてください。
THANKS TO..
協賛いただいた皆様
オフィシャルサプライヤー
株式会社WASARA
5分のご協力:食に関する簡単なアンケートにご協力をお願いします。
全国から登壇者が集まるTALK&EATセッションで考えるテーマ(野菜/肉・乳製品/魚/ 酒//調味料/飲食店)に関する簡単なアンケートのお願いです。みなさまのご意見をもとに登壇者の議論を深めていきます。 *アンケートはこちら
・当日のフライヤーはこちら (※画像をクリックすると大きくなります)
EXHIBITOR
出店者情報
日本全国から、地球の未来を想う生産者が集結します。出店者情報は随時公開しています。
FISH STAND / 恵水産 | 魚、魚加工品 | 両日 | 神奈川県三崎港 |
心臓コーラ (HeART COLA) | クラフトコーラ | 両日 | 神奈川県小田原市 |
AJB Co. | クラフトビール | 両日 | 長野県下高井郡 |
伝統茶{tabel} | お茶 | 21日 | 東京都渋谷区 |
Eat Natural | 放牧酪農牛乳 | 両日 | 埼玉県さいたま市 |
ブラッスリーラルドワーズ | 根菜チーズバーガー | 21日 | 神戸市 |
エノテカベルベルバール | ワイン | 両日 | 神戸市 |
カクキュー八丁味噌 | 八丁味噌 | 両日 | 愛知県岡崎市 |
ほどほど屋 エイト | 純国産 石臼挽き和がらし | 21日 | 京都府綾部市 |
FARM CANNING | 野菜の瓶詰め | 両日 | 神奈川県逗子市 |
森と種とお茶 | お茶 | 両日 | 熊本県水俣市 |
スローフード三浦半島 | 三浦半島のおいしいもの | 両日 | 神奈川県三浦郡 |
八百屋のタケシタ | 野菜 | 21日 | 神戸市 |
いの豚の無添加ソーセージ「muku」 | 食肉加工品 | 両日 | 兵庫県洲本市 |
モンドワークス株式会社 | PR出店 | 両日 | 東京都 |
コープ自然派 | PR出店 | 22日 | 神戸市 |
Paradise Beer Factory | クラフトビール | 両日 | 茨城県鹿島市 |
淡路アグリファーム株式会社 | ペットフード | 22日 | 大阪府大阪市 |
サ・マーシュ | パン | 両日 | 神戸市 |
ポモナファーム | トマト, トマト加工品 | 両日 | 三重県多気町 |
fresco, fresco & なちゅらすふぁーむ | 野菜 | 21日 | 神戸市 |
スローフード琉球 | 琉球食 | 両日 | 沖縄県 |
アイヌ女性会議メノコモシモシ | アイヌ食 | 両日 | 北海道札幌市 |
和酒bar Tae | 日本酒 | 21日 | 神奈川県鎌倉市 |
mocchi | 野菜 | 22日 | 神戸市 |
角谷文治郎商店 | みりん | 21日 | 愛知県碧南市 |
京・甘納豆処 斗六屋 | 甘納豆 | 両日 | 京都府京都市 |
餅武 | あられ | 21日 | 京都府京都市 |
Akha Ama Coffee Japan | コーヒー | 両日 | 東京都(タイ) |
徳島大学 RevierJags | ジビエ製品 | 両日 | 徳島県徳島市 |
Kamikatsu - Teamate | お茶(阿波晩茶) | 両日 | 徳島県上勝町 |
香味園 上領茶舗 | お茶 | 22日 | 島根県津和野町 |
一粒万倍 | グラノーラ | 22日 | 神戸市 |
IN THA DOOR BREWING | クラフトビール | 両日 | 神戸市 |
有限会社 玉谷製麺所 | パスタ | 両日 | 山形県西村山郡西川町 |
PURE FARM | 食肉加工品 | 両日 | 神奈川県平塚市 |
Slow Coffee | コーヒー | 両日 | 千葉県松戸市 |
寺田本家 | 日本酒 | 22日 | 千葉県神崎町 |
梶田商店 | 醤油 | 両日 | 愛媛県大洲市 |
南青山野菜基地 | ヴィーガンカレー | 両日 | 神戸市 |
BACKGROUND
開催の背景
<スローフードとは>
スローフードとは、1986年にイタリアで発祥したムーブメントであり、国際団体です。おいしく健康的で(GOOD)、環境に負荷を与えず(CLEAN)、生産者が正当に評価される(FAIR)食文化を目指しています。食べ物には、あらゆる地域の伝統・叡智・喜びなどが込められています。地球や社会の環境が大きく変わろうとしている今、様々な分野や世代を越えて多様性に満ちた持続可能な暮らしを考えていかなければなりません。スローフードは、食を通して、皿の外にある見えない味付けを考え、楽しく美味しくアプローチしています。
参考
<これまでの経緯>
・2015年、ミラノ万博に合わせて、Slow Food Youth Network(SFYN: スローフードのグローバル若者ネットワーク)が中心となって「We Feed The Planet」を開催しました。世界中から、40歳以下の農業者・漁業者・研究者・食のアクティビストが2500人集結し、3日間の多岐にわたるテーマでのカンファレンス・ワークショップなど行いました。
・2016年にトリノで「SFYN Tank」を開催。99人のメンバーが9つのグループに分かれ、食の重要課題について1日かけて改善策を練る、ワークショップを開催しました。
・世界のSFYNメンバーと話し合う中で、同じ志を持った世界中の仲間と話すことが重要なのはもちろんのこと、西洋の視点から考えるだけではなく、日本とアジアの文脈でも話し合う必要性を感じて、帰ってきました。アジアの国々で実際に何が起こっているのか?何を解決すべきなのか?そんなことを考える場所を作りたいと思いました。
・2017年、神戸市にアジアから50名の食のアクティビストが集うと共に、日本全国から食の分野で活躍する方々をお招きし、ミラノに次いで世界で2回目のとなるWe Feed The Planetが開催されました。3日間のカンファレンスやワークショップを通じて、食の未来についてアクションを起こす若者のプラットフォームが構築されました。
参考
<食都神戸とは>
神戸市では、平成27年度から、都市地域と農漁業地域が近接した神戸独自のポテンシャルを最大限に活用し、神戸産農水産物を使用した飲食店等の拡大、里山の木材や環境を活用した商品開発など、農を活用した食ビジネスを市内全域に展開し、国内外に発信する戦略として「食都神戸」を掲げ、世界の人々が集い、食で賑わう食文化の都の創造をすすめています。